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石本康隆が古橋岳也に競り勝つ、日本ランカー対決

2015年8月7日 21時13分

「ホープフルファイトvol.19」が7日、東京・後楽園ホールで行われ、メインのS・バンタム級8回戦は、日本同級5位の石本康隆(帝拳)に日本同級1位の古橋岳也(川崎新田)に3-0判定勝ちした。スコアは76-75、77-76、77-75。

古橋にアッパーを打ち込む石本(右)

 4月の日本タイトルマッチで王者・小國以載(角海老宝石)と引き分けた古橋と、昨年12月の王座決定戦に小國に惜敗した石本の対決。両選手ともジャブを差し合い、右を叩き込む同じようなスタイルで試合は予想通りの接戦に。石本が中盤に試合巧者ぶりを発揮してポイントを挙げるが、古橋も6回からプレスを強めて追い上げを試みる。石本は7回にホールディングで減点1を食らったが、最終回の古橋の猛攻をしのいで勝利した。石本は26勝7KO8敗。古橋は17勝7KO6敗1分。

西田(左)はこの日も重厚なプレスを見せた

◇ミドル級8回戦
西田光(川崎新田)[TKO5回2分36秒]淵上誠(八王子中屋)
 日本ミドル級3位の西田は徹底して前に出るボクシング。1、2回は同5位のサウスポー淵上に侵入を阻まれたが、3回から持ち味を発揮した。コツコツとボディ攻撃から顔面へとつなげ、4回に淵上の左目上部をパンチで切り裂く。5回に右の連打で淵上の顔を跳ね上げ、攻勢を続けたところでストップ。昨年3月の日本タイトル挑戦者決定戦に続き淵上に勝利の西田は13勝5KO7敗1分。昨年12月のOPBF・日本タイトル戦に続き連敗の淵上は21勝12KO11敗。

柏野は4回に力尽きた

◇ミニマム級4回戦(東日本新人王準々決勝)
佐宗緋月(コーエイ工業小田原)[TKO4回2分1秒]柏野晃平(川崎新田)
 東大卒公認会計士ボクサーとして注目を集めるサウスポー柏野は1、2回とアウトボクシングを機能させたが、3回から佐宗のプレスに苦しめられ徐々に劣勢に。3回に左目じりから出血、鼻血も出た柏野は4回にロープ際で右を浴びて撃沈した。勝利の佐宗は5勝1KO1敗。プロ3戦目で敗れた柏野は2勝1KO1敗。

◇S・フェザー級4回戦(東日本新人王準々決勝)
永田翔(アベ)[2-0(39-38×2、38-38)]及川唯(川崎新田)

◇女子48.7キロ4回戦
日向野知恵(スパイダー根本)[TKO3回1分21秒]郷司利也子(川崎新田)

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