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柴田明雄がTKO防衛、OPBF・日本ミドル級戦

2015年8月8日 21時47分

 OPBF・日本ミドル級タイトルマッチが8日、東京・後楽園ホールの「DANGAN136」のメインイベントで行われ、王者の柴田明雄(ワタナベ)が指名挑戦者の秋山泰幸(ヨネクラ)を8回1分40秒TKOで下した。柴田はOPBF4度目、日本3度目の防衛に成功。

柴田明雄がTKO防衛(ボクシングニュース)
柴田(左)は試合を通して右をよくあてた

 秋山の負傷により3月から延期された一戦。柴田は初回、左ボディから右ストレートでいきなり秋山にダメージを与えて先制した。スピードの差を生かし、ジャブと右を打ち込み、守ってはフェイントとバックステップで秋山を翻弄。秋山は2回に左目下が早くも腫れた。4回を終わっての採点は39-37、40-36×2だった。

 リードを許した秋山は5回に圧力を強めて期待を持たせたが、6回には柴田の右を食らって左目下から出血。その後も柴田の左右がヒットし続け、8回に秋山の左目下の傷が悪化。ドクターチェックをへてストップとなった。IBF同級11位につける柴田は26勝12KO8敗1分。タイトル初挑戦失敗の秋山は10勝8KO5敗1分。

東上(左)と斉藤の再戦はドローに終わった

◇S・フェザー級8回戦
斉藤正樹(TEAM10COUNT)[引き分け1-1(78-75、75-77、76-76)]東上剛司(ドリーム)
 昨年11月の対戦で4回負傷引き分けに終わったランカー同士の再戦。前回同様、長身の日本ライト級13位の斉藤がジャブと右ストレートを盛んに繰り出して序盤戦をリードした。日本S・フェザー級9位の東上は3回から攻勢を強めて反撃。中盤は両者ともよく攻めたが、ともに決め手を欠いた。斉藤は12勝3KO10敗5分。東上は12勝2KO13敗5分。

◇124ポンド8回戦
芹江匡晋(伴流)[3-0(80-73、80-72×2)]ローマン・カント(フィリピン)
 元日本S・バンタム級王者の芹江は昨年、赤穂亮、臼井欽士郎(いずれも横浜光)に敗れて連敗中。スタート元気のよかったカントに対し、パワーで勝る芹江はボディ攻撃を中心にカントを崩しにかかった。芹江は終始優勢で顔面にもパンチをヒットさせたが、最後まで詰め切れなかった。再起成功の芹江は26勝10KO7敗。丸亀光(竹原&畑山)、山口翔太(真正)戦に続き日本で3敗目のカントは10勝5KO7敗2分。

◇フェザー級6回戦
阿部麗也(KG大和)[3-0(58-57、59-57、60-55)]日野僚(川崎新田)
 2014年全日本新人王の阿部が日野とサウスポー対決。阿部は2回、左で日野をキャンバスに送ったが、ラウンド終了間際に日野の右フックでダウン。3回以降は両者ともよくリードを出し、拮抗した試合となったが、阿部がパンチの精度でわずかに上回った印象。阿部は9勝4KO2敗。日野は5勝2KO1敗1分。

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