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粟生隆寛vsベルトランは無効試合に

2015年8月16日 12時59分

粟生隆寛
 ベルトランVS.粟生戦はノーコンテストに――。さる5月に米国ラスベガスで挙行された粟生隆寛(帝拳)とライムンド・ベルトラン(メキシコ)のWBO世界ライト級王座決定戦の結果が、「無効試合(ノーコンテスト)」とされることになった。13日(日本時間14日)にネバダ州コミッションが催した公聴会で決まった。

 ごぞんじのとおり、計量失格のベルトランと対戦した粟生は強打を受けて2回KO負けした(決定戦後の王座は空位に)。しかしベルトランが試合後のドーピング検査で引っかかり、禁止薬物の使用が発覚していた。公聴会ではベルトランに対し9ヵ月間の同州ライセンスの停止とファイトマネーの30パーセントにあたる2万5500ドル(約316万円)の罰金も科すことを決定した。

 戦績が27勝12KO3敗1分1無効試合と改まった粟生は、すでに再起を目ざしてジムワークに復帰している。ベルトランのレコードは29勝17KO7敗1分1無効試合。

 また同じネバダ州コミッションの公聴会にて、S・ライト級のジョン・モリナ(米)とシェーン・モズリーJr(米)へのサスペンド処分も決定している。いずれもベルトラン同様、ドーピング検査に失格したことによる。

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