April
18
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

16°C Rain
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > 丸田陽七太、11.22世界ランカーとデビュー戦

丸田陽七太、11.22世界ランカーとデビュー戦

2015年9月2日 23時38分

 アマチュアで2013年アジアジュニア銅メダル、13、14年インターハイ準優勝の成績を残し、昨年プロテストに合格した丸田陽七太(18=森岡・関大北陽高3年)のデビュー戦の相手が決まり2日、森岡和則・森岡ジム会長が発表した。11月22日、大阪市の住吉スポーツセンターでWBC世界バンタム級14位、IBF世界同級12位ジェイソン・カノイ(比国)とセミの53.9キロ契約6回戦。初戦がいきなり世界ランカーと対戦となった。

丸太陽七太、デビュー戦は世界ランカーと(ボクシングニュース)
デビュー戦が決まった丸田(右)と森岡会長

 丸田は幼稚園時代からボクシングを始め、故森岡栄治会長の指導を受けて、天才ボクサー少年の道を歩んだ。昨年11月22日、六島ジムの興行で公開B級プロテストを受けて合格。高校に通学するかたわらジムワーク。今年6月19日から1ヶ月間、米国ロサンゼルスへ渡り、名門のメイウッドクラブ、ジャックラビットジムで武者修行を積んできた。

 現地ではジョー・サンダース元五輪代表コーチの基本を重視した指導を受けた。週3回スパーリング、計70ラウンドをこなし、北京五輪L・ウェルター級金メダリスト、フェリックス・ディアス(ドミニカ共和国)ともグローブを交えた。

 デビュー戦の相手、カノイは25歳の右のファイターで24勝18KO5敗2分の戦績。今年5月30日、地元で元WBA・S・フライ級暫定王者ドリアン・フランシスコ(比国)に1回TKO勝ちして、ランキング入りした。176センチの長身の丸田に対し163センチと小柄だが、左右フックには威力がありそうだ。

 発表会見で丸田は「カノイは右フックが大振りで、僕には当たらないと思う。スピードで圧倒します。勝ちにこだわる試合をしますが、パンチが当たれば倒しにいきます」と抱負を語った。森岡会長は「4、5戦目で、日本か東洋のベルト、3年以内に世界王者に」と力を込めた。

Related article
関連記事