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高山勝成が近大でスパー、減量きつく動けず…

2015年9月3日 17時42分

 今月27日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で原隆二(大橋)の挑戦を受けるIBF世界ミニマム級王者の高山勝成(仲里)が3日、東大阪市の近畿大学ボクシング部で10ラウンドのスパーリングを行った。「減量の疲れで、きょうはやられました」と動きに精彩を欠いた。4日も近畿大でスパーリングを行い、その夜は和歌山・白浜温泉に宿泊、疲労回復に努める。

高山勝成が近大でスパー(ボクシングニュース)
近大生とスパーに励む高山(右)

 高山は防衛戦に備えて7月から減量を進め、スパーリングは9月1日にスタートした。「筋肉がついて、以前より落とすのが難しくなった」(中出博啓トレーナー)という事情に加え、今が疲労のピーク。世界戦前の恒例となった近畿大でのスパーリングで、この日は中間距離からジャブを突き、右ストレートを打ち込むことを課題に臨んだが、なかなか厳しい内容になった。

 近畿大は先月の台北カップでフライ級優勝の峯佑輔(1年)ら4人がパートナーをつとめた。峯は速い左ジャブ、右ストレート、ボディアッパーを打ち分け、高山は受け身に回らされた。4人目のL・フライ・芝力人(2年)も高山を手数で上回った。高山は頭が下がるシーンが目立ち、課題の右ストレートをヒットさせるシーンは少なかった。

「4人とも以前にスパーリングした相手ですが、それぞれレベルアップしており、きょうはやられました。試合前のこの時期はいつも体が動かない状態です。きょうの悪かったところはあすのスパーリングでは修正します」と高山は語った。10日に東京・渋谷で挑戦者の原と顔合わせして記者会見を開く予定。

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