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三迫一門会、麻生興一が打撃戦制す

2015年9月3日 22時18分

 第60回三迫一門会が3日、後楽園ホールで開かれ、メインのS・ライト級8回戦は日本同級3位の麻生興一(三迫)が宮崎辰也(マナベ)に8回1分0秒TKO勝ち。当初メインに予定されていた濱田修士(REBOOT)と大平真史(マナベ)のS・フライ級8回戦は、濱田の棄権により中止となった。

宮崎を攻め立てる麻生(右)

 ランカー撃破に燃える宮崎が、ビッグパンチを繰り出す積極的な立ち上がりを見せた。しかし麻生は持ち前の固いガードから打撃戦に応じ、ボディブロー、右のショートを決めてペースをつかむ。麻生の圧力を受けた宮崎は、徐々に被弾が増えて苦しい展開。それでも6、7回と反撃してホールを大いに盛り上げたが、主審が8回、麻生の右が決まった瞬間に試合を止めた。

 キャリアの差を見せつけた麻生は20勝13KO6敗1分。試合を盛り上げながら3戦連続ランカー挑戦失敗の宮崎は8勝8KO7敗1分。

◇S・ライト級8回戦
齋藤大樹(渋谷三迫)[2-1(77-76×2、75-77)]合田剛士(草加有沢)
 距離を取って試合をしたい齋藤はジャブと右ストレートで試合を組み立てようとした。しかし頭を下げて前に出る合田をさばけず、ロープを背負うシーンも目立つ。ところが一方の合田も身体が突っ込みすぎてそこから有効な攻撃ができず、試合は最後まで分からなかった。小差の判定をものにした齋藤は7勝4KO8敗1分。3連敗となった合田は7勝2KO5敗1分。

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