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2015年9月5日土曜日

中澤将信が日本SL級暫定王者、小竹雅元との接戦制す

 日本S・ライト級暫定王座決定戦が5日、後楽園ホールで行われ、同級1位の中澤将信(帝拳)が同6位の小竹雅元(三迫)に3-0判定勝ち。スコアは96-95×2、97-95だった。暫定王者はチャンピオンの岡田博喜(角海老宝石)が拳を骨折して戦線離脱したことにより設けられた。

 サウスポーの小竹が左右によく動いて好調な立ち上がり。2回以降、長身の中澤が前に出て、小竹がそれをさばくという構図が出来上がった。小竹はスルリと身をかわして左ストレート、右アッパーなどが効果的。手数で上回る中澤のパンチがヒットするシーンもあり、5回を終わっての採点は小竹が2人(49-47、49-47)、中澤が1人(48-47)と割れた。

 リードを許した中澤は後半に入ると一段とプレスを強めた。7回に右を立て続けにヒットしてチャンスを演出。小竹は8回に再びフットワークを機能させ、いくつかのカウンターパンチを決めたが、中澤をさばけているかといえば難しい内容。最後まで攻め続けた中澤が後半に逆転する形となった。暫定王座獲得の中澤は18勝7KO1敗1分。いいパンチを当てながら惜しい星を落とした小竹は9勝5KO10敗2分。

◇S・ライト級8回戦
岩渕真也(草加有沢)[TKO3回2分59秒]ロメオ・ジャコサレム(比)
 元日本S・ライト級王者のサウスポー岩渕は初回、元OPBF同級王者ジャコサレムの右カウンターを食らってダウンを喫する意外な立ち上がり。変則的な動きをするジャコサレムは2回も軽快な動きを見せた。しかし岩渕が3回、パワーを生かして圧力をかけ、上下のコンビネーションで追い込んでいくと、ジャコサレムがグロッギーに。主審がダウンを宣告し、続くラッシュでストップとなった。岩渕は26勝22KO5敗。2010年大阪で闘将青木(グリーンツダ)に勝利して以来の来日だったジャコサレムは16勝8KO11敗1分。

◇58.0キロ8回戦
福原力也(ワタナベ)[KO4回2分59秒]中川祐輔(市野)
 3月に日本フェザー級王者の細野悟(大橋)に挑戦して敗れた同級1位の福原が、再起戦で日本S・フェザー級5位の中川を迎えた。初回に福原が左フック、2回に中川が右ストレートを打ち込み、得意のパンチを交換して迎えた4回、福原の左フックが炸裂して中川がダウンした。福原はさらに左フックで2度目を追加し、ここから中川は1分近く粘ったが、最後は強烈な右フックでキャンバスに崩れ落ちた。40戦目に勝利の福原は31勝23KO8敗1分。中川は8勝4KO4敗1分。

◇バンタム級8回戦
大塚隆太(18鴻巣)[TKO7回2分15秒]石川貴章(角海老宝石)
 日本S・フライ級7位の大塚はフットワークと鋭いジャブが冴えて愚直に前に出る石川を翻弄した。その石川はようやく5回に大塚をつかまえボディ攻撃で迫るが、これで崩れなかった大塚が7回に右カウンターで石川をキャンバスへ。立ち上がったところにラッシュしてストップ勝ちした。連敗脱出の大塚は15勝5KO8敗2分。石川は11勝6KO7敗。

◇48.5キロ8回戦
山本浩也(全日本パブリック)[3-0(77-76、78-75、78-74)]須田拓弥(沼田)
 日本ミニマム級2位の山本が初回から得意の連打で日本同級6位の須田をロープに釘付けに。しかし沼田の右カウンターで山本の動きが一瞬止まるなど気が抜けない。その後も山本は連打で沼田に迫るシーンを作り、後半は追い上げを許す場面もあったが逃げ切った。山本は9勝3KO3敗。35歳の須田は12勝3KO11敗2分。