2015年9月13日日曜日

マルティネス&ジャック、両王者が辛くも初防衛

 メイウェザーvsベルトの前座で行われたWBO世界S・フェザー級タイトルマッチは、王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ=写真)が元2階級制覇王者のオルランド・サリド(メキシコ)と三者三様のドロー。マルティネスは3度目の王座の初防衛に成功した。スコアは115-113、113-115、114-114。

 両者は4月に対戦してマルティネスが判定勝ちでタイトル奪取。雪辱に燃えるサリドがスタートからグイグイと前に出て、マルティネスがこれをさばきながらパンチを打ち込む展開となった。3回、マルティネスが右ボディを受けて足を絡ませて倒れると、これがダウンの判定。大いに不満顔のマルティネスだったが、右ストレートですぐさまダウンを奪い返した。4回も王者の右で挑戦者がグラリ。試合はマルティネスに傾いたかに見えた。

 しかし5回に入るとサリドが強烈なボディ攻撃で逆襲を開始。マルティネスはサリドの前進を止められず、苦しい展開を強いられる。後半はサリドがやや押しているという印象だったが、結果は引き分けだった。マルティネスは29勝17KO2敗3分。王座返り咲き失敗のサリドは42勝29KO13敗3分1無効試合。

 WBC世界S・ミドル級タイトルマッチは、王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)が挑戦者ジョージ・グローブス(英)に2-1判定勝ち。辛くも初防衛に成功した。

 ジャックは初回に右クロスでダウンを奪い、KO防衛も期待させたが、立て直したグローブスとハードな12ラウンドを展開。スコアは115-112、116-111でジャック、114-113でグローブスだった。ジャックは20勝12KO1敗1分。カール・フロッチ(英)との2戦に続き世界挑戦失敗のグローブスは21勝16KO3敗。

 S・フェザー級10回戦は、ジョナサン・オケンド(プエルトリコ)が元WBC世界フェザー級王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)に2-0判定勝ち。スコアは98-90、95-93、94-94。