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ロマチェンコのV3戦決定、ビッグマッチは遠く…

2015年9月17日 11時58分

 WBO世界フェザー級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が11月7日、ラスベガスのトーマス&マックセンターで開かれるトップランク社のイベントで防衛戦を行うことになった。同社が16日、ロサンゼルスで記者会見を開いて発表した。メインはWBO世界ウェルター級王者ティモシー・ブラッドリー(米)と元世界ライト級王者ブランドン・リオス(米)の一戦。

ロマチェンコがV3戦(ボクシングニュース)
左からブラッドリー、ロマチェンコ、リオス

 アマ戦績396勝1敗の五輪2大会金メダリスト、ロマチェンコ(4勝2KO1敗)はこれが3度目の防衛戦。5月のメイウェザーvsパッキャオの前座に出場して以来のリングとなる。対戦相手には世界的には無名のロムロ・コアシチャ(メキシコ=25勝15KO4敗)が指名された。

 ロマチェンコはビッグネームとの対戦を希望していたが、トップランク社のカール・モレッティ副社長によると、元五輪王者でS・バンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)は「チームがマーケットのことをまったく理解していない」とのことで交渉は不成立。ただし、今後も対戦実現に向けて努力するという。

 以前は同じトップランク社がプロモートする前WBA同級スーパー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)の名前も挙がっていたが、ウォータースが6月に体重超過でタイトルをはく奪され、クラスを上げたためにこの話は消滅。先月アブネル・マレス(メキシコ=米)を下してWBAスーパー王座とWBCダイヤモンド王座を獲得したレオ・サンタクルス(メキシコ=米)、IBF王者のリー・セルビー(英)はトップランク社と敵対するアル・ヘイモン氏傘下のため、対戦が実現する可能性は低いという。ビッグマッチまでの道のりはなかなか険しいようだ。Photo/BoxingScene.com

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