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ワイルダー11回TKO勝ち、WBCヘビー級V2

2015年9月27日 14時01分

 米アラバマ州バーミンガムのレガシー・アリーナで26日(日本時間27日)挙行されたWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、王者デオンタイ・ワイルダー(米=写真)が挑戦者ヨハン・デュオパ(フランス)に終盤11回55秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。

終盤に入りデュオパを追い込むワイルダー(右)

 試合は地元ファンの声援を背にするワイルダーに、デュオパがガードを固め前進するパターンで進行。フランス人が繰り出す左ジャブ、右を浴びたワイルダーは序盤から左目尻が腫れ出す。それでも毎ラウンド、ワイルダーの強打を吸収するデュオパが果たしてどこまで耐えられるかという展開になる。

 中盤ワイルダーは接近戦で集中打を叩き込み、ストップまであと一歩の場面をつくるが、鼻柱をカットしながらもデュオパは気丈にダウンを拒否。しかし10回、王者は終盤デュオパを滅多打ち。ここも耐えた挑戦者だったが、続く11回再び連打に晒され、ジャック・レイス主審が割って入った。

 これで35勝34KO無敗となったワイルダーは「ワンダフルファイト。この試合で多くの経験を積んだ。近い将来ウラジミール・クリチコと統一戦を実現させたい」とコメント。左目は痛々しく腫れていた。善戦のデュオパは32勝20KO3敗。Photo/PBC

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