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長谷川穂積が現役続行表明、12.11再起第2戦

2015年10月2日 23時49分

 元WBC世界バンタム級、フェザー級王者の長谷川穂積(34=真正)は2日、現役続行を正式に表明。12月11日に神戸市立中央体育館で世界ランカー相手に再起2戦目のフェザー級10回戦を行うことを発表した。同じ興行で元WBA世界ミニマム級王者、多田悦子(34=真正)のIBF世界女子ミニフライ級王座決定戦も行われる。

 長谷川は、昨年4月、世界3階級制覇を目指し、IBF世界S・バンタム級王者キコ・マルティネス(スペイン)に挑戦したが、7回TKOで敗北。今年5月9日にWBC世界同級9位、29勝無敗のオラシオ・ガルシア(メキシコ)相手に約1年ぶりの再起戦に挑み、試合前に右足首のじん帯を一部断裂しながらも3-0で大差の判定勝ち。

 長谷川は「前回の試合で引退しようと考えていたが、5月にけがをしながらあの相手に勝てたし、けがなく試合できるなら、もう一度強いヤツと戦いたいと思うようになった。15年間続けている朝のロードワーク、夕方のジムワークに加えて週2回、大阪で総合的に体力、メンタルをアップするトレーニングを行っており、新しい『ホズミ』を見たいと思い、現役続行を決めました」と語り、「強くなった自分を試し、もう一度好きなボクシングを追い求めていきたい」と世界王者返り咲きに意欲を示した。

 神戸市の真正ジムでの発表に同席した山下正人会長は「長谷川の相手は5人くらい候補がおり、今月中に決めたい。長谷川、多田はともにまだまだ活躍してボクシング界を引っ張っていってもらう」と語った。

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