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大沢宏晋、坂晃典ともにTKO勝利 オンテックス杯

2015年10月10日 0時08分

 オンテックス杯第58回風間ボクシングは9日、大阪市阿倍野区民センターで開かれ、メインのフェザー級10回戦は、WBA同級14位、WBO同級11位の大沢宏晋(ロマンサ雅)が的確にパンチをヒット、OPBF同級13位の山口翔太(真正)を5回TKOで下した。セミの58キロ8回戦は日本フェザー級8位の坂晃典(仲里)が開始からパワー全開、橋本和樹(真正)をわずか91秒でTKOした。

山口を右をヒットする世界ランカーの大沢(右)

◇フェザー級10回戦
大沢宏晋(ロマンサ雅)[TKO5回2分56秒]山口翔太(真正)
 30歳の大沢が気力にあふれた動きで5歳下の山口を寄せ付けなかった。1回、山口がボディを狙ってきたのに対し、よく伸びる左ジャブを顔面に集め、接近戦ではショートフックをヒットした。2回もスピードに乗ったワンツーを当てると、山口の左目上が切れた。この負傷で山口が攻勢に転じて、3、4回は大沢をコーナーに追い詰める場面もあったが、有効打を浴びせるまでには至らず、逆にラウンド終盤に大沢が連打。5回も大沢ペース。ラウンド終盤、山口の傷口が大きく開き激しく出血、大沢のラッシュで山口が防戦一途になったところで、主審が試合を止めた。山口陣営からストップが早いとの抗議があったが、試合の流れは一方的だった。

坂(右)は強烈なボディ攻めから初回TKOにつなげた

◇58キロ8回戦
坂晃典(仲里)[TKO1回1分31秒]橋本和樹(真正)
 京口(大阪帝拳)に逆転KO勝ちしてランカーに名を連ねた坂が勢いを見せつけた。開始から積極的に前に出て左右のボディフックをめり込ませた。さらにコーナーに詰めると連打を浴びせて、左フックをテンプルにヒットしてダウンを奪った。橋本は懸命に立ち上がったが、坂の連打は止まず。右アッパーで橋本を腰から落とすと、主審がTKOを宣告した。橋本は立ち上がりに右ストレートを合わせたが、受け身に回ってしまった。

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