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あす英国でW世界戦、亜ではナルバエス復帰戦

2015年10月10日 14時57分

 英国マンチェスターのマンチェスター・アリーナで10日(日本時間11日)ダブル世界タイトルマッチが開催される。9日に前日計量が行われた。

“井上ショック”から再び世界を目指すナルバエス

 メインにはマンチェスター出身のWBO世界ライト級王者テリー・フラナガン(英)が登場する。フラナガンは7月にホセ・セペダ(米)との王座決定戦を制し無敗(28勝11KO)のままベルトを獲得。地元での初防衛戦にディエゴ・マグダレノ(米=28勝12KO1敗)を迎えた。マグダレノは2013年にWBO世界S・フェザー級王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)に敗れて以来の世界挑戦。計量はフラナガンが135ポンド(61.23キロ)、マグダレノが134.75ポンド(61.12キロ)。

 セミは無敗のライアム・スミス(英=20勝10KO1分)とジョン・トンプソン(米=17勝6KO1敗)によるWBO世界S・ウェルター級王座決定戦。決定戦は前王者デメトゥリアス・アンドラーデ(米)のタイトルはく奪によるもの。スミスが153.5ポンド(69.62キロ)、トンプソンは152.25ポンド(69.05キロ)だった。

 同日、アルゼンチンのリングには前WBO世界S・フライ級王者のオマール・ナルバエスが登場。ドミニカ共和国出身でアルゼンチンで活躍するディエゴ・ピチャルドを迎える。前日計量を両者ともにクリアした。40歳になったナルバエスは昨年12月、井上尚弥(大橋)に衝撃の2回KO負けを喫し、王座陥落してからの再起戦。試合はWBOラテンS・フライ級暫定王座がかけられる模様。Photo/BoxingScene.com

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