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クエンカ無敗記録ストップ、IBF・S・ライト級戦

2015年11月5日 10時49分

 OPBF・S・ライト級チャンピオン小原佳太(三迫)がターゲットにしているIBF世界S・ライト級で王者が交代─。プロデビュー以来48戦無敗(2無効試合)うちKO勝ちはわずか2つと驚異的でユニークなレコードの持ち主、IBF世界S・ライト級王者セサール・クエンカ(アルゼンチン=写真)が初防衛戦でベルトを明け渡した。4日ロシアのカザンで挙行されたタイトルマッチは、挑戦者11位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)が6回TKO勝ちで戴冠した。

 試合は身長、リーチで勝るトロヤノフスキーが体格を生かしてスタートからリード。左ジャブ、右強打でクエンカをコントロールするロシア人は4回、王者の右目をカットさせる。攻勢をキープするトロヤノフスキーは6回終盤、打ち合いの最中、クエンカにのし掛かる体勢となり中断。レフェリーは倒れたクエンカに続行を問うが、両目から出血する王者は試合続行の意思を明確に示さなかったと判断され、ストップがかかり王者交代となった。

 初黒星を喫したクエンカのセコンドが激しくレフェリーに抗議する場面があった。これまでライト級で戦っていたトロヤノフスキーは35歳で世界王座獲得。23勝20KO無敗。

 このクラスは同級6位の小原佳太(三迫)が王座を狙っている。小原は7日(日本時間8日)、米フロリダ州マイアミで同級9位ウォルター・カスティーリョ(ニカラグア)と挑戦者決定戦を行う。

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