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挑戦者決定戦ドローの小原佳太、IBFに再戦要求

2015年11月13日 16時38分

 7日に米フロリダ州マイアミでIBF世界S・ライト級挑戦者決定戦に出場し、不運なドロー判定に泣いた小原佳太(三迫)が13日、日本ボクシングコミッションで記者会見を開いた。同席した三迫貴志会長は、今後についてウォルター・カスティーリョ(ニカラグア)との再戦を第一に交渉を進めていく方針を示した。

ドロー裁定に泣きながらも前向きな小原(左)と三迫会長

 カスティーリョとの一戦は小原が優位に進めているように思われたが、結果は115-113、114-114のマジョリティードロー。三迫会長は「厳しい目で見ても間違いなく勝っていたと思っている」を語り、現地の反応も小原の勝利を支持していたと説明した。

 陣営は即座にIBFのランキング委員長でもあるスーパーバイザーに抗議。マジョリティードローということで、指名挑戦権の獲得を訴えたが「勝たなければ挑戦権は与えられない。ルール上、挑戦者決定戦がドローの場合は再戦になる」と伝えられたという。近いうちにIBFから正式な通知が来る見込みだ。陣営は再戦の日本開催を希望。来年3月にも日本で再戦できるよう交渉を進めていく。

 米国で初めての試合を終えた小原は「倒さなかった自分が悪いと思っている。でも、中盤以降は取ったという気持ちはある」と心境を吐露。ただし、採点以外はすべてうまくいったようで「試合はプラン通りで、自分も世界で戦えるという自信になった。とても楽しかったし、できることならこれからもアメリカでやってみたい」と次のチャンスを見据えた。

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