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引退した亀田興毅氏、アジアでプロボクシング普及へ

2015年11月27日 18時17分

 米国で河野公平(ワタナベ)の王座に挑戦するも敗れ、現役引退した元世界3階級王者、亀田興毅氏(29)が27日、京都市のフュチュールジム(平山靖会長)で記者会見、実業家としてアジアでプロボクシング普及に努めていくことを明らかにした。

プロボクシング普及について語る亀田氏

 12月19日、スリランカ・コロンボでフュチュール所属のWBO女子アトム級王者、池山直(45)が比国選手と3度目の防衛戦を行う。スリランカでプロの試合が行われるのは初めてで、試合は大統領が観戦、全国生中継される。平山会長と知り合いの亀田氏は「海外で初めてプロの試合を行うのはすごいことで、ぜひ興行のサポートをしたい」と協力を申し入れ、陣営に帯同することになった。

「引退して、オレみたいな人間が何をできるかわからないけど、ボクシングがすばらしいものだと伝えていきたい。スリランカ、ミャンマー、カンボジアなどにはアマはあるが、プロはないので、プロを育てる手助けができたらいいと思っている。スリランカでプロがどう受け入れられるか、初めて見る世界を経験したい」と亀田氏は環境づくりに乗り出すことを強調した。

 スーツ姿で現れた亀田氏はトレードマークの丸刈りはそのまま。「引退後、練習をしなくなった寂しさはないんですよ。いまは、ただのおっちゃん」と笑わせ、「ボクシングは知っているんですが、(社会人として)まだ小学1年生。いろいろ勉強してボクシング界に恩返ししたい」。まずはスリランカで第一歩を踏み出す。

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