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カネロvsコット、PPV90万件で売り上げ71億円

2015年12月4日 15時41分

 米ケーブルテレビ局のHBOが3日、11月21日にラスベガスで行われたサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真)とミゲール・コット(プエルトリコ)をメインとするイベントのPPV放送について発表。購買件数は90万件、売り上げは5800万ドル(約71億円)だった。

 試合はメキシコとプエルトルコのスター対決。判定で勝利したカネロがWBC世界ミドル級王座を獲得した。激闘となった三浦隆司(帝拳)とフランシスコ・バルガス(メキシコ)によるWBC世界S・フェザー級タイトルマッチを含めた計4試合がPPVで放送された。

 この数字は5月にあらゆる興行記録を塗り替えたフロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオの460万件には遠く及ばないものの、メイウェザーのラストファイトとなった9月のアンドレ・ベルト戦がマークした40万件にはダブルスコアの差をつけ、今年2位の好成績となった。

 カネロは2013年のメイウェザー戦で220万件、1億5000万ドル(約183億円)の売り上げを記録しており、今回のコット戦であらためて数字の稼げるボクサーとしての地位を確かなものにした印象。メイウェザーが引退し、パッキャオが来年4月を最後にリングに別れを告げようとしている中、25歳のカネロにかかる期待はますます大きくなりそうだ。次戦は来年5月になる見通し。

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