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土屋修平ランカー対決制す、松山和樹を初回TKO

2015年12月8日 21時53分

 8日後楽園ホールの「DANGAN147」は、メインの62.0キロ8回戦で日本S・ライト級3位の松山和樹(山上)と日本ライト級6位の土屋修平(角海老宝石)が激突。土屋が初回1分40秒で鮮やかなTKO勝ちを収めた。

土屋は初回いきなり鋭い右を炸裂させた

 体格で勝る松山が好スタート切ったかに見えた。射程の長いジャブをヒットさせ、右ストレート、左ボディブローもコネクト。スピードもあった。しかしパンチャーの土屋が一瞬のタイミングをつかんでワンツーを放つと、松山がグシャリとキャンバスへ落下。立ち上がるのもやっという状態を見た主審が試合を止めた。「後半勝負だと思っていた」という土屋はわずか100秒で勝利。戦績を19勝16KO4敗とした。無念の松山は12勝6KO6敗。

ダウンのあと粘って勝利の細川(右)

◇S・ライト級8回戦
細川バレンタイン(宮田)[2-1(77-75、78-75、75-76)]青木クリスチャーノ(駿河)
 日本S・ライト級4位の細川と日本同級5位の青木が白熱の接戦を演じた。ワンツーで積極的に攻めたのは青木。ベテランの細川は青木のアタックを防ぎながらチャンスを伺う。細川はうまく青木を空回りさせ始めたかに見えたが、5回に青木が右からの連打で細川をキャンバスへ突き落した。イケイケの青木に対し、細川は6回に右を決めて反撃。7、8回と激しい攻防を繰り広げてゴングとなった。細川は20勝9KO4敗3分。青木は10勝6KO4敗2分。

◇S・フェザー級8回戦
山元浩嗣(ワタナベ)[3-0(80-72、80-71×2)]横川聡也(堺東ミツキ)
 日本S・フェザー級12位のサウスポー山元が左右に動きながら元ランカーの横川をコントロール。前に出る横川だが上体が流れてミスブローが多い。山元はコツコツと有効打を重ね、最終回には連打でダウンも奪ってストップ勝ちまであと一歩だった。山元は19勝3KO11敗2分。3連敗の横川は7勝6KO10敗1分。

◇ウェルター級6回戦
川崎真琴(RK蒲田)[3-0(58-56×2、58-55)]韓一鮮幸司(吉祥寺鉄拳8)
 日本タイトル挑戦経験のある飯田幸司が37歳定年を目前にして08年9月以来7年ぶりのリング。2回にダウンを喫しながら、終盤はボディ攻撃を見せて応援団を沸せた。11勝3KO8敗2分。川崎は7勝1KO3敗1分。

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