2015年12月17日木曜日

カマチョ、ピントール、サパタらが国際殿堂入り

 米ニューヨーク州カナストータに本部を置く国際ボクシング名誉の殿堂博物館は16日(日本時間17日)、2016年に殿堂入りする元選手、関係者のリストを発表。元世界王者からは、プエルトリコのスター選手、ヘクター・カマチョ、日本でもお馴染みのルぺ・ピントール(メキシコ)、イラリオ・サパタ(パナマ)らを選出した。

ルペ・ピントール(左)とヘクター“マッチョ”カマチョ

“マッチョ”カマチョは1983年にWBC世界S・フェザー級王座を獲得し、その後ライト級、S・ライト級でも王者になって3階級制覇を達成。類まれなスピードとド派手はキャラクター、奇抜なパフォーマンスで80年代に一世を風靡した。私生活ではトラブルが絶えず、2012年母国で拳銃で撃たれて50年の生涯を閉じた。

 強打者ピントールは1979年に同胞のKOキング、カルロス・サラテを下してWBC世界バンタム級タイトルを獲得。来日経験もあり、1980年には村田英次郎と15回ドロー、翌年にはハリケーン照を15回KOで下して防衛テープを伸ばした。S・バンタム級も制して2階級制覇を達成した。

 技巧派で鳴らしたサパタも2階級制覇王者で、80年に中島成雄を下してWBC世界L・フライ級王座を獲得。8度防衛して王座から陥落したが、友利正を下して王座に返り咲いた。中島と友利とはそれぞれ2度ずつ、さらに穂積秀一とも対戦し、日本人選手には負け知らずだった。

 関係者で選ばれたのはジャッジのハロルド・レダーマン、ジャーナリストのジェリー・アイゼンバーグら。殿堂入りセレモニーは来年6月9日から12日にかけてカナストータで開かれる。昨年は日本の具志堅用高会長、故大場政夫氏が選ばれ、具志堅会長が式典に出席した。