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WBC5位の小國以載、タイ人に2回KO勝ち

2015年12月17日 21時50分

 角海老ボクシングが17日、後楽園ホールで行われ、メインの56.5キロ8回戦は、11月に日本S・バンタム級王座を返上した小國以載(角海老宝石)がエークギティ・モークルンテープトンブリー(タイ)に2回2分1秒KO勝ちした。

フィニッシュはボディブロー、小國の楽勝だった

 S・バンタム級でWBC5位、WBO14位、IBF9位にランクされる小國が力の差を見せつけた。初回に右から左アッパーにつなげてダウンを奪うと、2回にボディを意識させて、まずはワンツーでダウン、さらに連打で倒し、最後は強烈なボディブローでスリーノックダウンとなった。小國は16勝5KO1敗1分。エークギティは9勝2KO5敗。

◇S・ウェルター級8回戦
坂本大輔(角海老宝石)[TKO4回2分30秒]クンスックレック・オーブンチャイ(タイ)
 日本ウェルター級4位の坂本は初回から荒っぽいボクシングで左右のボディブローを打っていく。2回に右フックでダウンを奪い、ここから手こずったが、最後は左ボディブローで沈めた。坂本は11勝6KO8敗3分。クンスックレックは8勝3KO4敗。

キャビントイにフルマークで勝利の中川(右)

◇S・バンタム級8回戦
中川勇太(角海老宝石)[3-0(80-72×3)]琉球ダド・キャビントイ(琉球)
 日本S・フライ級2位にランクされる中川が長身を生かして初回からジャブをビシビシと決めた。ここから右も断続的に決めたが、小柄なキャビントイはタフ。中川はカウンターを決めたり、コンビネーションを見舞ったり、ワンサイドで試合を進めたが、キャビントイは最後まで抵抗した。中川は17勝9KO4敗1分。キャビントイは15勝8KO7敗2分。

◇ウェルター級8回戦
今野裕介(角海老宝石)[TKO6回2分44秒]加藤寿(熊谷コサカ)
 日本ウェルター級8位の今野は初回、サウスポー加藤の左カウンターを浴びてダウン。2回に右でダウンを奪い返して波に乗るかに見えたが、長身で動きの速い加藤も左ストレート、アッパーで今野に対抗。今野は4回に左フックで加藤をキャンバスに転がし、5回は互いにグラついたが、ダメージは加藤のほうが深刻だった。6回、今野がショートの連打を打ったところで加藤が崩れ落ちストップとなった。3月に成田永生(八王子中屋)とのランカー対決に敗れていた今野は再起に成功した9勝4KO3敗。加藤は3連続KO負けで7勝4KO9敗2分。

◇フェザー級8回戦
大橋健典(角海老宝石)[引き分け1-1(78-75、75-77、76-76)]河野洋佑(新日本木村)
 スピードで勝る河野がパンチのある大橋のアタックをよくいなし、序盤は右を断続的にヒット。3回にパンチで大橋の左目上部をカット。大橋は中盤からプレスを強め、少しずつ左右の強打を当てていった。最終回は両者ともに手数をよく出したが、どちらも勝ちを決定づけることはできなかった。3月に溜田剛士(ヨネクラ)初回TKO負けし、復帰戦だった大橋は11勝7KO4敗2分。河野は10勝4KO4敗2分。

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