2015年12月17日木曜日

田中恒成をプレ五輪大会金の兄亮明が激励

 チャンピオンと金メダリストの“最強ブラザース”だ! 大みそかに初防衛戦に臨むWBO世界ミニマム級王者・田中恒成(畑中)を、実兄でアマチュアのプレ五輪大会フライ級優勝の田中亮明(駒大)が激励――。17日、名古屋市内の畑中ジムを亮明が訪れ、恒成のジムワークを見守った。

 亮明は今月上旬にブラジルのリオデジャネイロで開催されたリオデジャネイロ五輪テスト大会で金メダルを獲得。現在は来年3月の五輪アジア予選での本大会出場切符獲得を見すえている。もちろん最終的な目標はオリンピックで金メダル獲得だ。

 この日は母校の岐阜中京高校で教育実習を終えた後、畑中ジムに駆けつけた。亮明は「弟のことは本当に尊敬している。ああやって頑張っている姿を見ていると、いまはこういう(試合に近い)時期だし、声をかけにくいです」と弟を気遣った。

 それでも、兄の快挙とその思いは弟にしっかりと届いている。「いつもどうでもいいと言ってますが、実際はうれしいものです」とチャンピオン恒成。練習後はそれぞれの宝物を手に、メディアのカメラに笑顔で納まった。

 恒成は31日に愛知県体育館で挑戦者ビック・サルダール(比)を迎える。本番までちょうど2週間となったこの日、恒成はスパーを打ちあげた。減量も楽ではなさそうだが、「いい感じで来ているとは思います」という。「今回はKOすることを目標にやっています。それをかたちにしたい」(恒成)と宣言するのだから頼もしい。