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JBCが大幅ルール改正、37歳定年制の緩和など

2015年12月22日 21時34分

 日本ボクシングコミッションは22日、都内で理事会を開き、ボクサーの年齢制限や3ノックダウンルールについて大幅なルール改正について承認した。新ルールは年明け1月1日から適用される。

 これまでのルールでは1つのラウンドで3度ダウンした場合は自動的にKOになっていたが、これからは3度以上ダウンしても主審が許可すれば試合は続く。世界的にはWBAが3ノックダウン制を採用しているが、WBCをはじめとする他団体はこの制度を採用しておらず、国内ルールを世界に合わせる狙いがある。

 また、1つのラウンドの採点はこれまで10対7が最大差とされていたが、10対6もつけられるようになる。今月16日に京都で行われたWBO世界バンタム級挑戦者決定戦で、初回に大森将平(ウォズ)が3度ダウンした際、WBOルールが採用されて10対6がつけられた。これからは国内でもこのようになる。

 37歳定年制は一部で緩和。37歳を迎えたボクサーが自動的にライセンスを失効することに変わりはないが、特例の対象が拡大される。これまでは現役の世界、OPBF、日本王者はタイトルを失うまで現役続行が許され、これらの元王者、世界挑戦経験者、世界ランカーも健康診断で異常がない場合はライセンスの交付を受けられた。今回の改正では現役の日本ランカーも特例の対象となった。

 プロテストの受験資格はこれまで17歳以上、32歳以下だったが、これが16歳以上、34歳以下に広がる(ただし試合出場は従来通り17歳から)。

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