2015年12月31日木曜日

高山勝成が王座陥落、9回終了1-2負傷判定負け

 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦は31日、大阪市のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われ、チャンピオン高山勝成(32=仲里)は挑戦者8位ホセ・アルグメド(26=メキシコ)に9回終了負傷判定負け。3度目の防衛に失敗した。スコアは87-84×2でアルグメド、86-85で高山だった。

 序盤から前に出たチャレンジャーに対し、チャンピオンは機動力を使っていった。2回、打ち合いの中で高山は古傷の左まぶたをカット(偶然のバッティングと裁定)。高山は中盤、ボディブローや右カウンターでグイグイと攻めていったが、アルグメドも応戦するため、被弾もかなり多い。9回に偶然のバッティングで今度は右まぶたから出血し、1分ほど協議して試合は続行となったが、ラウンド終了後にストップとなった。

 高山は両まぶたの状態が予想以上に悪く、今回はスパーリングを1ラウンドもせずに試合に臨んだが、それも実らず悔しい結果となった。高山は30勝12KO7敗。世界初挑戦失敗のアルグメドは15勝9KO3敗1分。

アルグメド「高山は4つのベルトを獲っているビッグな王者。無名の私が大きなチャンスをもらい、勝てたことがすごくうれしい。ボディ攻撃は実際苦しかったが、腹筋を鍛えるなど体づくりがうまくいった。最初から飛ばしていったが、高山の動きが速く、途中から距離をとる作戦を取った。人口100人の小さい村、アカティスにベルトを持って帰れるのが大きな誇りだ」

高山勝成「相手のパンチは大振りで、頭も飛んできて思うように戦えなかった。そうした攻撃は想定はしていたが、自分自身がいろんな意味でこらえることができなかった。2ラウンドに切って、はれが大きく、出血も多かった。スパーリングゼロで臨んだが、多少なりとも影響はあったと思うが、大みそか決戦に向けて決断したことで、悔いはありません。ゆっくり休むことを第一にして、今後のことを考えたい」