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V1の田中恒成が会見、2016年は2階級制覇を

2016年1月1日 19時40分

 大みそかに地元名古屋で世界タイトルの初防衛に成功したWBOミニマム級チャンピオン、田中恒成(畑中)が試合から一夜が明け、名古屋市内のCBC放送で会見を行った。

シャンパンを開ける畑中会長(左)と田中恒成

 挑戦者ビック・サルダール(比)とのスリリングな戦いを逆転の6回KOで制した田中。「倒すまではポイントを取られていたし、あまり勝った気はしない」と、苦闘を振り返った。昨夜はサルダール戦の映像をちらりと見たというが、「最後のシーン以外はええところなし、ですね」。ミニマム級の対抗王者高山勝成(仲里)がまさかの陥落をしたことについては「テレビは見ていませんが、そう聞いたときはビックリしました」と驚きを隠さなかった。期待された高山との王者対決は夢で終わりそうだ。

 というのも、田中もサルダールを下したリング上で、2016年の目標に2階級制覇を挙げているからだ。まだミニマム級タイトルを返上したわけではないが、この日改めて「今年中に達成したい」と力を込めて言った。師匠の畑中清詞会長は「今年は東京・大阪に負けず、名古屋からボクシング史に残るような試合を」と“中部の怪物”にさらなる期待を寄せていた。

 10日には故郷の岐阜・多治見市で成人式に出席する20歳のチャンピオン。会見は畑中会長がシャンパンをあけて報道陣にふるまうなど、ハッピー・ムード一色だった。

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