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ワイルダーが元王者ポベトキンと交渉

2016年1月22日 10時33分

 WBC世界ヘビー級王者のデオンタイ・ワイルダー(米=写真左)に対し、WBCは指名挑戦者アレクサンデル・ポベトキン(ロシア=写真右)と対戦交渉を行うよう通達した。交渉期限は設定されていないが、成立しない場合は2月26日に入札が行われる。ESPNがマウリシオ・スライマンWBC会長の話として伝えた。

 36勝35KO無敗のワイルダーは昨年1月、バーメイン・スタイバーン(ハイチ=カナダ)からタイトルを奪取したものの、その後の3度の防衛戦はいずれも格下が相手で、そのことが批判されていた。これはワイルダーも承知していて、16日にアルツール・スピルカ(ポーランド)にKO勝ちしたあとは「もう長い間、ポベトキン戦を望んでいる。絶対の自信がある」と対戦をアピールした。

 ワイルダーをプロモートするルー・ディベラ氏によると、既に交渉はスタートしていて、ワイルダーの地元アラバマ州トが開催地の候補に挙がっているという。

 2004年のアテネ五輪スーパーヘビー級金メダリストのポベトキン(30勝22KO1敗)は、11年にWBA同級正規王者となり、13年にスーパー王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に完敗して王座から陥落した。再起後は4連勝で、昨年5月にマイク・ペレス(キューバ)を下してワイルダーへの指名挑戦権を獲得。36歳にしていまだトップコンテンダーの一人であるポベトキンは「この試合が実現すると思って準備を進める」とやる気満々で、自身初となる米国でのファイトも歓迎しているようだ。

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