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コバレフvsパスカルⅡ、最終記者会見は不穏なムード

2016年1月28日 10時33分

 L・ヘビー級3団体統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)と元世界王者ジャン・パスカル(カナダ)のリマッチが30日、カナダ・モントリオールのベルセンターでゴングとなる。27日は現地で記者会見が開かれ、両陣営が火花を散らした。

コバレフ(左)とパスカル、記者会見は不穏な空気に

 最終会見では、コバレフがパスカルとWBC世界同級王者アドニス・スティーブンソン(カナダ)に対して人種差別的な発言をしたとして、パスカルがコバレフを非難。これに対し、コバレフのトレーナーで黒人のデビッド・ジャクソンが「コバレフが人種差別主義者なら私は彼のコーナーにいない」とやり返すなど、会見は一時不穏なムードに包まれた。

 両者は昨年3月に対戦してコバレフの8回TKO勝ちに終わったが、パスカルが何度か見せ場を作ったこともあり、今回の再戦が実現した。かつてWBC同級王座を4度防衛したパスカルは、今回の試合に向けて殿堂入りトレーナー、フレディ―・ローチに弟子入り。ロサンゼルスで8週間のキャンプを積み、リベンジに燃えている。

 WBA・IBF・WBOのベルトを保持するクラス最強のコバレフ(28勝25KO1分)は、これが統一王者になってから3度目の防衛戦。WBO王座はV7戦となる。Photo/Interbox

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