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「結果としてKOできれば」 村田諒太きょうゴング

2016年1月30日 2時43分

 村田諒太(帝拳)とゾウ・シミン(中)の金メダリスト2人の競演、中国・上海でゴング! プロ第9戦を前にした村田は29日午後、市内のホテルで行われた記者会見と計量に登場した。「王者の帰還」と銘打った今回の興行、メインカードはオリンピックで2度金メダルを獲得した地元の英雄ゾウ・シミンとナタン・サンタナ(ブラジル)のWBOインター王座の掛かった10回戦、村田はセミのミドル級10回戦でガストン・アレハンドロ・ベガ(アルゼンチン)と対戦する。

ベガとのフェイスオフで計量を盛り上げた村田(左)

 会見の会場で対戦するベガと顔を合わせた村田は「思ったより小さい」と感想を述べたが、計量では村田が160ポンド(72.57キロ)のミドル級リミットだったのに対し、ベガは162ポンド(73.48キロ)と契約体重ギリギリでパスした。計量後は恒例の「フェイス・オフ」。大勢のカメラの前で、ベガと顔と顔を触れ合わさんばかりの距離でポーズを取り、にらみ合った。

 計量後メディアに囲まれた村田は、試合の抱負を聞かれ「結果としてそう(KO勝ちに)なればいい」と、海外の試合はアマ時代から慣れているだけに、いつもの自然体で語っていた。一方相手のベガのコメントは「村田は偉大な選手、難しい試合になりそう」だった。

 これより先、記者会見では多数のメディアを前にスピーチ。冒頭の「ニイハオ」と結びの「シェシェ」だけは中国語で、残りは英語で「ベストを尽くして、いい試合をする」と力強く宣言した。試合は明日夜、上海市内のオリエンタルスポーツセンターで行われ、村田の試合開始は午後9時過ぎに予定されている。

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