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2016年2月3日水曜日

カネロvsカーン 5.7ラスベガスの新アリーナで対決

 これはビックリ――。WBC世界ミドル級王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真右)の初防衛戦が予定どおり5月7日ラスベガスで開催されることが発表されたが、相手は元S・ライト級王者で現在ウェルター級トップランカー(WBC)のアミール・カーン(英=写真左)に決まった。2日(日本時間3日)主催のGBP(ゴールデンボーイ・プロモーションズ)からメディアに通達された。

 この顔合わせは噂にも上らなかっただけにサプライズと受け取られている。体重の設定はミドル級5ポンドアンダーで、S・ウェルター級1ポンド超の155ポンド(70.31キロ)に落ち着くもよう。カネロ(46勝32KO1敗1分)はこのウエートを最近数試合、キャッチウエート(両陣営合意による体重リミット)として戦っており、カーンも同意するものと思われる。リミット147ポンドがナチュラルウエートのカーンには8ポンド(3.6キロ)重い設定となる。

 カーン(31勝19KO3敗)はWBA世界S・ライト級王座を5度防衛後、ラモント・ピーターソン(米)との接戦を落し無冠に。ダニー・ガルシア(現WBC世界ウェルター級王者)にもTKO負けし低迷したが、その後5連勝と復調している。以前はGBPのイベントでリングに上がっていたが、アル・ヘイモン代理人と契約。GBPとの関係が途絶えていた。その後フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオの対戦相手として自身をアピールしたが、いずれも交渉は成立しなかった。

 大物との対戦を熱望していたカーンに助け舟を出したのがオスカー・デラホーヤ氏(GBP経営最高責任者)。「カーンはウチに戻ってきた。彼の未来は再び輝く」と同氏はコメント。これによるとヘイモン氏との折衝なしに両者の関係は改善された様子。それが今回、カネロとのビッグマッチを締結させた理由とみる。

 会場は4月、ラスベガスのストリップ通りにオープンする「T-モービル・アリーナ」(2万人収容)が使用される予定。“シンコ・デ・マヨ”(メキシコの戦勝記念日)に合わせた試合にはカネロをサポートするメキシカンはもちろん、英国からもカーンを応援する多くのサポーターが詰めかけアリーナを埋めそうだ。