2016年2月3日水曜日

内山高志V12戦、フォルトゥナかウォータースで調整

 米国進出が期待されるWBA世界S・フェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ=写真)の対戦相手選びが新たな局面を迎えている。前WBA世界フェザー級王者のニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に加え、内山の下位王者に位置する正規王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)も有力候補となっている。

 内山陣営は年明けからウォータースとの対戦に向けて交渉を進めていたが、王者減少の方針を打ち出したWBAが1月28日付けで、スーパー王者の内山に対し、正規王者フォルトゥナと対戦交渉に入るよう指令。30日以内に交渉がまとまらなければ入札を行うと通達した。

 ワタナベジムの渡辺均会長は「指令が出たのでルールには従う。WBAとウォータース陣営とよく話し合って決めたい」と語り、今後の交渉次第で、どちらを優先するかが決まるとの見方を示した。

 日本でも人気のあるノニト・ドネア(フィリピン)を下したウォータースの実力が日本では高く評価されているが、29勝21KO1分のフォルトゥナも米国では決して評価の低い選手ではない。渡辺会長は「フォルトゥナがウォータースよりも弱いということはまったくない。相手がフォルトゥナでも構わないし、海外で試合をすることもまったく問題ない」と強調。内山のV12戦の相手はどちらになるのか。交渉の行方が注目される。