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タイで世界挑戦の大平剛、花形勢“3度目の正直”へ

2016年2月13日 17時56分

 3月3日にタイのナコンラチャシマでWBC世界ミニマム級王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に挑む同級7位の大平剛(花形)が13日、横浜市内のジムで記者会見を開いた。

アップセットを予告した大平(右)と花形会長

 大平にとって2014年大みそかの高山勝成(仲里)戦以来のとなる世界タイトルマッチは、初めてづくしの戦いとなった。そもそも「海外は中学生のときにグアムに行ったくらい」というから、外国で試合をするのが初めて。会場はスラナリー陸軍施設内の特設リングで、屋外で試合をするのも初めてだ。

 タイで世界タイトルマッチを戦った日本人選手の通算戦績は19敗1分で、正規王座戦では、だれ一人としてタイ人に勝利したことがない。この中には、1973年にWBA世界フライ級王者チャチャイ・チオノイに敗れた花形進会長、2010年にWBA世界S・バンタム級王者プーンサワット・クラティンデーンジムの軍門に下った木村章司トレーナーが含まれる。花形会長は「オレ、木村、大平で今回が3回目。圧倒的不利と言われると思うが、勝負に絶対はない」と“3度目の正直”に意欲満々だ。

 王者ワンヘンは40勝15KO無敗のチャンピオンで、固いガードと安定したジャブ、尻上がりに調子を上げいくスタミナに定評がある。挑戦者に有利な材料はなかなか見当たらないが、技巧派のサウスポーは「スピードと足は上回っていると思うので、かき回していきたい。前回のような悔しい思いはしたくない」とアップセットを予告。暑さ対策を兼ねて24日には現地入りする予定だ。

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