2016年2月18日木曜日

ゴロフキン「ミドル級は160ポンド」カネロを牽制

 WBA&IBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン=写真右)が、秋にも対戦が見込まれるWBC同級王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ=写真左)に対し、ミドル級リミットである160ポンドで試合をするように念押しした。

 4月23日にロサンゼルス近郊のザ・フォーラムで、ドミニク・ウェイド(米)と防衛戦を行うゴロフキンは、16日に開かれたウェイド戦の記者会見後、メディアの質問に答える形でカネロとのビッグマッチにも言及。「彼はミドル級のチャンピオンであって、ジュニア・ミドル級のチャンピオンではない。ミドル級は160ポンドだ」と語り、キャッチウエートで戦う気はないことを強調した。また、カネロが5月7日に予定している元S・ライト級世界王者アミール・カーン(英)との一戦についても「カーンはスピードがあるが、アルバレスとやるには小さすぎる」と批判した。

 カネロは昨年、ミゲール・コット(プエルトリコ)を下してWBCミドル級王座を獲得したが、このとき試合は、本来のミドル級リミットではなく、155ポンドのキャッチウエートで行われた。カネロはここ4試合すべて155ポンド契約で試合をしており、カーン戦も155ポンド。ゴロフキンとの試合も155ポンドか、それに近いウエートを望んでいるようだ。

 WBCは昨年、カネロが正規王座を獲得したあと、暫定王座を保持するゴロフキンとの対戦指令を出した。しかし、両者の溝は埋まらず、それぞれ1試合挟み、勝者が秋に対戦するという妥協案が採用された。この交渉でもめた要因の一つがウエートの問題と言われており、今回はゴロフキンが再度カネロを牽制した形だ。