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クイッグ&フランプトン、ともにリゴンドウ戦希望

2016年2月24日 16時56分

 WBA世界S・バンタム級王者スコット・クイッグ(写真左)とIBF同級王者カール・フランプトン(写真右)による英国人同士の統一戦が27日、英国マンチェスター・アリーナで行われる。この勝者には、WBAが同級休養王者となったギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)との対戦を指令し、IBFは指名挑戦者和氣慎吾(古口)との対戦をオーダーしている。矛盾する対戦指令に両者がどのように考えているか、ESPNのニック・パーキンソン記者がリポートしている。

 それよにると、両者はともに最強王者と言われるリゴンドウから逃げていると見られているのが不本意なようで、リゴンドウとの対戦には前向きな発言をしている。フランプトンは「私はこれまでもリゴンドウと戦うと言ってきた。彼はこのクラスのキングだが、私は彼に勝てると思っている」と語り、年内のリゴンドウ戦を希望した。

 一方のクイッグは「WBAがリゴンドウ戦を、IBFが和氣戦を指令しているというのは、トリッキーはシチュエーションだ。ただし、私はチャンピオンとして君臨してきたWBAのベルトを手放すつもりはない」と明言。フランプトンに勝利して王座を統一した場合、IBF王座を返上する考えだ。

 リゴンドウは、クイッグとフランプトンの勝者との対戦を見据え、3月15日に英国リバプールのエコー・アリーナのリングでノンタイトル戦を行うことがアナウンスされている。この流れだと、IBFの指名挑戦権を持つ和氣はIBF王座決定戦に出場するという流れになりそうが…。いずれにしても、クイッグが「まずは目の前の試合に集中しなければならない」と言うように、27日の結果次第で状況は動き出す。

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