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2016年3月3日木曜日

大平剛は5回TKO負け、タイでワンヘンに完敗

 WBC世界ミニマム級タイトルマッチが3日、タイのナコンラチャシマ県庁内野外特設リングで行われ、元日本同級王者で挑戦者7位の大平剛(花形=写真)は王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に5回TKO負け。2度目の世界挑戦は実らなかった。


 サウスポーの大平は開始ゴングと同時に攻めたが、長くは続かなかった。チャンピオンがガードをがっちり固めながらプレスを強めると、下がりながらのボクシングを強いられる。ワンヘンは徐々に右のタイミングを合わせ、じわじわと大平を追い込んでいった。

 足を使いながら何とかボクシングを組み立てようとする大平に対し、ワンヘンは3回、離れ際に右を合わせて大平をキャンバスへ。横倒しになった大平は立ち上がって試合続行に応じたが、その後もロープを背負って防戦一方の苦しい展開が続く。

 大平は4回に入るとやや立てなおしたかに見えたが、ラウンド終盤に右を連発で食らい、5回には左フックを食らってグラリ。ワンヘンが連打で襲いかかると、大平になすすべはなく、最後はワンヘンの右を後頭部に食らってダウン。主審がすかさず両手を交差した。

 4回までの採点は39-36×2、40-35で王者リード。ワンヘンは41勝16KOと無敗をキープした。見せ場を作れず敗れた大平は12勝1KO5敗3分。これで日本人選手のタイにおける世界タイトルマッチの戦績は20敗1分となった。

 大平は「負けてしまい、申し訳ございません。暑さは特に気にならなかった。2回から前に出てくるのは想定内だったが、ワンヘン選手のノーモーションの攻撃にやられてしまった。いまはゆっくり休みたい」とコメント。