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比嘉大吾が9連続KO勝ち、WBCユース王座V2

2016年3月5日 20時07分

 WBCユース・フライ級タイトルマッチが5日、後楽園ホールで行われ、王者の比嘉大吾(白井・具志堅S=日本フライ級5位)が挑戦者でOPBF同級15位のロメル・オリベロス(フィリピン)に2回2分19秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功させるとともに、デビューからの連続KO勝利を9に伸ばした。

パワフルな攻撃でダウンを奪う比嘉

 1度もダウン経験がないというオリベロスに対し、全勝全KOの比嘉は初回から仕掛けていった。ボディ攻めを中心に、左をダブル、トリプルと打ち込んでオリベロスに襲い掛かる。オリベロスも果敢に打ち返して、試合はヒートアップするかに見えた。

 しかし、執拗なボディ攻めが早くも功を奏し、2回にボディブローが決まってオリベロスがダウン。立ち上がった比人に対し、比嘉は右で2度のダウンを追加し、最後も右でオリベロスを倒すと、主審が試合をストップした。

 沖縄出身の比嘉はマイクを向けられ「今日は自分の育った浦添市長もきて、宮古島からも友だち応援にきた。がんばりました」と思わず涙。現在20歳のホープは「会長が21歳で世界のベルトを獲った。自分は19歳でユースのベルトを獲ったので、20歳で違うベルト、21歳で世界を獲りたい」とリング上でアピールし、拍手を浴びた。オリベロスは6勝1KO2敗1分。

◇S・フライ級8回戦
前川龍斗(白井・具志堅S)[KO1回1分40秒]ビンボ・ナショナレス(比)
 前川はナショナレスをコーナーに追い込み、左ボディブローから右ストレートで比人をキャンバスへ送り、10カウントを聞かせた。前川は11勝7KO1分と無敗をキープ。

◇S・フライ級6回戦
松原陵(帝拳)[KO1回1分38秒]デッチャイ・ボビージム(タイ)
◇S・フライ級6回戦
垣永嘉信(帝拳)[3-0(59-52×2、60-51)]石本純(ワタナベ)
◇71.0キロ8回戦
長濱陸(白井・具志堅S)[2-0(39-37、39-38、38-38)]清野航(石橋)

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