2016年3月12日土曜日

バルガスvsサリド正式発表、6.4カーソンで対決

 昨年11月ラスベガスの三浦隆司(帝拳)との激闘で戴冠したWBC世界S・フェザー級王者フランシスコ“エル・バンディード”バルガス(メキシコ=写真右)と元WBO世界フェザー級&S・フェザー級王者オルランド“シリ”サリド(メキシコ=写真左)のタイトルマッチが6月4日、米ロサンゼルス近郊カーソンのスタブハブ・センターで挙行されることが決まった。主催のゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が10日(日本時間11日)メディアに通達した。

 初防衛戦となるバルガス(23勝17KO1分無敗)は、ダウン応酬の攻防から9回TKO勝ちした三浦戦が米国のESPN、USAトゥディ、リング誌などの有力メディアや全米ボクシング記者協会から年間最高試合に選ばれる栄誉。三浦との再戦を視野に入れつつ同胞のサリドを迎える。「自分の能力のベストを尽くしてタイトルの防衛に努めるとともにファンの思い出に残るファイトを心がけます。サリドは経験豊かですが、私は皆さんを失望させません。6月4日は2人のメキシカンの戦いに、ファンこそが勝利者になるでしょう」とコメント。

 一方プロ20年選手サリド(43勝30KO13敗3分1無効試合)は叩き上げの突貫ファイター。WBO王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)とのラバーマッチが噂されたが、自身初のWBC王座挑戦を選択した。「12歳の時、フリオ・セサール・チャベス・シニアがノックアウト勝ちしたのをテレビで見てグリーンとゴールドのベルトにあこがれた。23年経ちWBCベルトを腰に巻くチャンスが訪れた。WBC会長マウリシオ・スライマン、HBO、サンフェル・プロモーション、GBPそして私の挑戦を受けてくれるフランシスコ・バルガスにお礼を述べたい」とサリド。

 三浦との死闘で名を売ったバルガス。アグレッシブながらほぼ毎試合のようにダウンを喫するサリド。このメキシカン対決はファンの腰が浮くスリリングな展開となりそうだ。