2016年3月25日金曜日

ドロズド負傷、トロヤノフスキーvsクエンカⅡ挙行

 4月8日モスクワで1位イルンカ・マカブ(コンゴ)との指名試合を予定していたWBC世界クルーザー級王者グレゴリー・ドロズド(ロシア)が今月上旬、左拳を負傷。試合は中止になった。当初、当日のカードすべてがキャンセルされると伝えられたが、アンドレイ・リャビンスキー・プロモーターは24日、IBF世界S・ライト級王者エドゥアルト・トロヤノフスー(ロシア)vs前王者セサール・クエンカ(アルゼンチン)のダイレクトリマッチをメインイベントに昇格して開催すると通達した。

 トロヤノフスキーvsクエンカ第1戦は昨年11月ロシアのカザンで行われ、トロヤノフスキー(23勝20KO無敗)がクエンカ(48勝2KO1敗2無効試合)に6回TKO勝ちで戴冠したが、クエンカ陣営からストップが早かったとクレームがついていた。同時に前王者が契約書にリマッチの条件を加えていたことから即再戦が実現する。

 この試合の勝者に同級3位でIBFから指名挑戦者と認められた小原佳太(三迫)が挑む運びとなっている。戦績どおりスラッガーのトロヤノフスキー、非力を売り物にする?技巧派のクエンカとスタイルがまったく異なるだけに小原としても結果が気になるところだろう。

 一方メインから降りたドロズド(40勝28KO1敗)の拳のケガは腱の裂傷と判明。手術せずに治療する決断を下したが、しばらく離脱を余儀なくされる。WBCはドロズトを休養チャンピオンにシフトさせる決定を下し、これに反応したのが英国のエディ・ハーン・プロモーター。マカブ(19勝18KO1敗)と持ち駒のトニー・ベリュー(英)によるWBC王座決定戦をリクエスト。24日の時点で、このカードはほぼ決定と報じられる。期日はまだ発表されていないが、ベリュー(33)がサッカー、プレミアリーグのエバートンFCの熱烈なファンであることから、同チームのグッディソン・パークが会場の候補に挙がっている。Photo/BoxingScene.com