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ユーバンクJrに敗れたブラックウェルが重体

2016年3月28日 9時32分

 26日(日本時間27日)ロンドンのウェンブリー・アリーナで挙行された英国ミドル級タイトルマッチで、WBAミドル級2位(WBC4位)クリス・ユーバンクJr(英)の挑戦を受けた王者ニック・ブラックウェル(英=WBC15位、写真)が試合直後に昏倒。安否が気遣われている。試合(12回戦)はユーバンクが10回2分21秒TKO勝ちで王座奪取。ブラックウェルは3度目の防衛戦だった。

 現地レポートによると試合は地力でまさるユーバンクのペースで進行。5回にいい場面をつくったブラックウェル(25)だが、挑戦者の連打に晒され、8回にはストップ負け寸前に追い込まれた。10回の途中、左目の腫れがひどくなったブラックウェルにドクターがストップをかけ終了。リングアナが勝者ユーバンクの名前をアナウンスしている最中、コーナーでブラックウェルが倒れ、病院へ搬送された。

 管轄のBBBC(英国ボクシング管理委員会=コミッションに相当)の責任者は病院での検査の結果、ブラックウェルは脳内に血痕が発見されたと通達。現地27日の時点で手術を行うかは決まっていない。Photo/BoxingScene.com

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