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リーグ戦に備えて近大、大商大がスパーリング

2016年4月5日 23時47分

  5月8日から始まるアマの第70回関西学生ボクシングリーグ戦に7年ぶりに1部復帰する近大は5日、東大阪市の大学ボクシング部道場で大商大とスパーリングを行った。リーグ戦に備えての強化合宿の練習メニューで、新入生4人も激しく打ち合った。

即戦力として期待される近大1年生の堤本(右)

 近大は4月から鈴木康弘・ロンドン五輪ウェルター級代表(28)を新監督に迎えて、リーグ戦優勝、東京五輪代表選手輩出を目指して強化に努めている。鈴木新監督は拓殖大学から自衛隊。サウスポーからの強打で全日本選手権4度優勝を果しており、部員とともに動いて、基本をみっちり指導してレベルアップを図っている。

 大商大は昨年のリーグ戦は芦屋大に次ぐ2位。リーグ戦優勝を目指す近大のライバルだ。大商大からは長尾朋範主将(4年)ら6人が参加した。近大は即戦力で期待される井上颯(日章学園高)、堤本銀次郎(興国高)、中井龍(西宮香風高)、岩崎淳平(大阪中央高)の1年生4人がリングに上がり、リーグ戦経験者とグローブを合わせた。なかでも強打を発揮したのが堤本。最後はスタミナ切れで手数が減ったとはいえ、鋭く重い左のボディフックはリーグ戦で大きな武器となりそうだ。

 近大はスパーリングの後、1年から3年生の全部員26人を集めて、澤谷廣典総監督が部員の心構えを伝えた。部員の不祥事で2009年に廃部となり、3年半後に部が復活した経緯を話し、喫煙・飲酒、パチンコ、麻雀店などの出入り禁止を言い渡し、これまでの指導者や両親らへの感謝の心を決して忘れないことを全員で誓った。

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