2016年4月13日水曜日

元法政大主将の佐藤矩彰、日本3位の細川に勝利

「ザ・グレイテスト・ボクシング」が13日、後楽園ホールで行われ、メインのS・ライト級8回戦は、ノーランカーの佐藤矩彰(新日本木村)が日本同級3位の細川バレンタイン(宮田)に3-0判定勝ちした。スコアは77-76×2、77-75。

 ランク入りに燃えるサウスポー佐藤は初回から気迫に満ちていた。よく動きながらジャブ、ワンツーで攻め、細川を受けに回らせる。パワーで勝る細川は中盤、ボディ攻撃などで組み立て直し、徐々にペースをつかみかけたかに見えた。しかし佐藤も踏ん張り、6回にはボディブローから左を決めて細川を後退させる。負けじと細川が反撃して6、7回は打撃戦に。佐藤は最終8回をやや優勢に進め、小差の判定勝利を手にした。

 佐藤は法政大ボクシング部で主将を務め、国体準優勝などアマで活躍した。08年にプロデビューしたが、2戦(1勝1敗)でリングを離れ、5年のブランクをへて昨年復帰。3戦目でランカーから勝利を奪うことになった。戦績は3勝1敗1分。13年に韓国で行ったOPBFタイトルマッチ以来の黒星となった細川は20総9KO5敗3分。

◇51.5キロ8回戦
ガンバレ将太(戸髙秀樹)[2-0(77-76、77-75、76-76)]コーヤ佐藤(伴流)
 スイッチを繰り返す変則タイプの佐藤に対し、将太はジャブを突きながらプレスをかけていくものの、カウンター狙いの佐藤をなかなか攻略できなかった。一方の佐藤はカウンターを決めたラウンドもあったが、単発な上に手数が少ないため、はっきりポイントを獲得できない。将太は6回、ワンツーを決めて攻勢をアピール。7回に佐藤のパンチで左目上部をカットしながら辛くも勝利した。前回1回KO負けから再起成功の将太は12勝2KO6敗1分。悔しい敗戦となった佐藤は7勝1KO4敗1分。

◇バンタム級8回戦
藤岡飛雄馬(宮田)[2-1(77-75×2、75-78)]笹森雅人(青木)
 サウスポー藤岡がよく動きながら手数を出して好スタートを切るが、笹森は3回からボディ攻撃と右フックで巻き返す。藤岡が連打をまとめたかと思えば、笹森が押し込んでボディ攻撃を見舞い、競った展開が最後まで続いた。軍配は手数で上回った藤岡に。藤岡は7勝3敗1分。笹森は8勝3KO5敗。