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竹中良が6回TKOで初防衛成功、OPBFフェザー級

2016年4月14日 20時34分

 14日後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ/DANGAN158」のメインイベント、OPBFフェザー級タイトルマッチは、王者の竹中良(三迫)が挑戦者14位の正野晃(アポロ)に6回1分20秒TKO勝ち。初防衛に成功した。

5回にダウンを奪うなど圧勝した竹中(右)

 昨年8月、ビンビン・ルフィーノ(フィリピン)との王座決定戦に5回TKO勝ちした戴冠した竹中は、今回は右拳を負傷したことにより、8ヵ月ぶりの試合となった。タイトル初挑戦の正野がよく手を出し、竹中はそれをしっかりブロックするという慎重な立ち上がり。竹中は2回からワンツー、左ボディーのコンビネーションを繰り出していった。

 3回からは竹中の左ボディブローが次々と決まり出し、正野は偶然のバッティングとパンチで左目付近を2か所カット。4回終了時の採点は40-36×2、39-37でチャンピオンがリードした。

 圧勝ペースに入った竹中は5回、右ストレートを決めて正野にダメージを与え、後退した正野にさらに右をフォローしてダウンを奪った。ここを挑戦者は何とかしのいだが、竹中が6回に連打を決めたところで主審が割って入った。

 力の差を見せつけた竹中は13勝7KO3敗1分。リング上から「もっと努力して世界に近づきたい」と力強く語った。Vシネマで悪役を演じるなど異色の経歴を持つ正野はアップセットならず。9勝5KO7敗3分となった。

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