2016年4月17日日曜日

天笠尚奮闘及ばず、ウォーリントンに判定負け

 英国リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで16日(日本時間17日)行われたWBCインターナショナル・フェザー級タイトルマッチは、王者のジョシュ・ウォーリントン(英)が元日本・OPBF同級王者でWBC13位の天笠尚(山上=写真)に3-0判定勝ち。天笠は敵地で勝利とはならなかった。

 アリーナは地元ウォーリントンを応援するファンで満員。スタートは地元ファンの後押しを受けるウォーリントンが攻勢をかけた。ガードをしっかり固めて長身の天笠に迫り、パワーは感じさせないものの、いくつかジャブを決めて先制した。スロースタートとなった天笠は3回に右アッパーを決めて徐々にペースアップ。6回に攻勢を強め、右アッパーを多用するなどして中盤はウォーリントンを下がらせた。

 ややペースダウンにも見えたウォーリントンは9回から再び前に出る姿勢を強め、10回には左フックをきれいに決めて会場を沸せる。天笠は11回にバッティングで右目上部から出血。最終12回は天笠が気迫の攻めを見せた。終了のゴングとなると、天笠は天を仰いで悔しそうな表情を浮かべた。

 スコアは117-111、118-111、120-107と大差がついたが、ワンサイドという内容ではなかった印象。試合を中継したスカイスポーツの採点は115-113でウォーリントンの小差判定勝ちだった。ウォーリントンは23勝4KOで無敗をキープ。この試合をクリアし、近い将来に世界挑戦する予定だ。敗れた天笠は30勝20KO6敗2分。

 セミで行われたIBF世界バンタム級挑戦者決定戦は、元王者のスチュアート・ホール(英)がロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)に3-0判定勝ち。スコアは117-111×3。