2016年4月20日水曜日

河野公平がV3戦に自信、KOのカギは右ストレート

 27日に大田区総合体育館で行われるトリプル世界タイトルマッチで3度目の防衛戦に臨むWBA世界S・フライ級チャンピオンの河野公平(ワタナベ)が20日、都内の所属ジムで練習を公開した。

 昨年10月、米シカゴで行われた亀田興毅との試合以来半年ぶりの防衛戦を控えた河野はグリーンのウェアとシューズで登場。これは「亀田選手との試合で緑にして勝ったので、今回も続けた」とゲンを担いだとのことだ。

 亀田戦に勝利したことで街で声をかけられる機会も増え、知名度もアップした河野。同級7位インタノン・シッチャモアン(タイ)は43勝22KO11敗2分の戦績で、河野(31勝13KO8敗1分)よりも戦績が豊富だが、キャリア初期に2度来日して日本人選手に2敗しているだけに、実力の差を見せつけたいところだろう。

 インタノンについて河野は「コンパクトに振ってくる選手で、右フックが強いという印象。ただ、サウスポーの利点を生かしてアウトボクシングをするのではなく、前に出てくる感じ」と挑戦者を分析。その上で「カギは右ストレート。1発あたったら一気にいこうと思う。中盤か後半にKOで勝ちたい」と自身初のKO防衛に意欲を見せた。

 渡辺均会長によると、この試合をクリアすれば、香港で現地の人気選手、同級11位のレックス・ツォと防衛戦を行うプランや、強豪と言われる1位(暫定王者)ルイス・コンセプシオン(パナマ)と対戦するという青写真もある。「亀田に勝った男」だけで終わらないためにも、35歳の河野にとって大事な防衛戦にりそうだ。