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パッキャオvsブラッドリーⅢ、PPV購買は振るわず

2016年4月21日 17時19分

 ラスベガスのMGMグランドで4月9日挙行されたマニー・パッキャオの最終戦、ティモシー・ブラッドリーとの第3戦のPPV購買件数が全米で40万件から50万件の間に落ち着くことがわかった。主催のトップランク社ボブ・アラム・プロモーターが20日メディアに伝えた。

 パッキャオが2度ノックダウンを奪い、明白な判定勝ちで両者の対戦成績を2勝1敗とした一戦は、試合前から興行的成功が難しいと予測されていた。それでも第1戦のPPV購買件数は89万件、第2戦も75~80万件に達しただけに、アラム氏をはじめ、関係者は落胆を隠せない。一説には40万件にも達していないといわれる。

 HBOがPPV中継した今回の試合、これらの数字が正しいと、パッキャオの保証額2000万ドル(約22億円)、同じくブラッドリーの400万ドル(約4億4000万円)を支払うと赤字が出るという。アラム氏は試合前のパッキャオの同性愛者に対する問題発言も影響したと見ている。もっとも昨年9月のフロイド・メイウェザーの最終戦、ショータイムでPPV放送されたアンドレ・ベルト戦も40万件にとどまっており、想定内の数字だという見方もできる。

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