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カーン戦のカネロが公開練習「サプライズは起きない」

2016年4月26日 14時41分

 5月7日ラスベガスのT-モバイル・アリーナでアミール・カーン(英)との対決を控えるWBC世界ミドル級王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が25日(日本時間26日)キャンプ地の米カリフォルニア州サンディエゴでメディアとファン向けにトレーニングを行った。

カーンとの対決まで2週間を切ったカネロ

 マリアッチバンドが演奏する中、ジムに到着したカネロはシャドーボクシングなど軽めのメニューをこなして練習を終えた。カネロとプロモーターのオスカー・デラホーヤ氏(GBP会長兼CEO)コメントは以下のとおり。

カネロ「試合によって立てる作戦は違ってくるし、どの選手も攻略するのは難しい。アミールに対してはハンドスピードとカウンターの強化、そしてフットワーク対策を図っている。彼はフロイド・メイウェザーやエリスランディ・ララにスタイルが似ていると思う。だけどサプライズが起こらないように、あらゆることを予想して万全の準備を進めている。私は試合を売り込むだけの目的で大口を叩くのは好きじゃない。私が行うことはハードトレーニングとリングで答を出すこと。ファンが私が言うことではなく行うことをリスペクトしてくれればうれしい」

デラホーヤ氏「恒例となっている“シンコ・デ・マヨ”のイベントでカネロがファイトすることは素晴らしい。これはフリオ・セサール・チャベスが始まりだった。5月7日はグレートなボクシングイベントが待っている。なぜならカネロはエキサイティングなファイターだから。アクションファイトは保証済みだ」

 またヘッド・トレーナーのエディ・レイソソは「このキャンプで我々はハンドスピードの向上に集中し、素早いカウンターパンチの習得にも成果をあげている。アミールの強みはパンチの速さとフットワーク。彼に似たスパーリングパートナーを厳選してその辺のアジャストを実行している」。決戦まで2週間を切り、カネロと陣営も一段と気合いが入って来た。Photo/GBP

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