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井上尚弥は万全の仕上がり「最終的にKO決着」

2016年5月7日 15時05分

  ダブル世界タイトルマッチのトリを務めるWBO世界S・フライ級チャンピオン、井上尚弥(大橋)は前日計量をリミットの52.1キロで一発クリア。指名挑戦者のダビド・カルモナ(メキシコ)は1回目で200グラム超過だったが、1時間45分後の再計量で400アンダーの51.7キロでパスした。

KO宣言も飛び出た井上(右)と挑戦者カルモナ

 2度目の防衛戦を迎える井上は、けがもなく、減量も順調で「これまでで一番いいと思う」との言葉に偽りなしといったところ。計量の前はいろいろなもの買い込みながら「ペットボトル1本飲んだら満たされた。ちょっとさびしいですね」と報道陣を笑わせた。

 挑戦者のカルモナはテクニックを駆使するアウトボクサー。井上のこれまでの対戦相手と異なるタイプだが、全身から自信をみなぎらせるチャンピオンにとっては大きな問題ではない。「技術タイプの選手でもしっかり倒したい。しっかりコンディションを整えて、最終的にKO決着できればいいと思う」と弾むようにKO宣言した。

 計量後は雑炊など炭水化物中心の食事を摂り、当日のリバウンドは5キロ以内に抑えるとのこと。「試合前は楽しみでけっこう寝れないんですよね」と笑顔で話し、計量会場をあとにした。

 再計量でリミットを400グラム下回ったカルモナは「太陽の下を少し動いただけで体重は落ちた。落とし過ぎということはない。明日は魂をリングに預ける」と決意を語った。

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