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金子大樹KO勝ちならず、末吉大は江藤伸に判定勝ち

2016年6月4日 21時51分

 第555回ダイナミックグローブが4日、後楽園ホールで行われ、メインのS・フェザー級10回戦は、元日本同級王者で現5位の金子大樹(横浜光)が同6位の高畑里望(ドリーム)に3-0判定勝ち。セミの日本S・フェザー級対決は14位の末吉大(帝拳)が9位の江藤伸悟(白井・具志堅S)にこちらも3-0判定勝ちした。

強打で高畑を追い込んでいく金子(右)

◇S・フェザー級10回戦
金子大樹(横浜光)[3-0(98-91×3)]高畑里望(ドリーム)
 パワーで勝る金子がスタートからアグレッシブに長身の高畑を追い込んでいった。2回に近距離で右を打ち下ろすと高畑の身体がロープにもたれてダウンの宣告。高畑はこのピンチをなんとかしのくと、ボディブローやアッパーで金子に向かっていった。中盤は小さなパンチのヒット数で高畑が勝り、金子は6回に高畑をグラつかせるなど一発で上回るが、左目周辺を腫らすなど被弾が多くなってきた。ややペースダウンした金子は8回から再び距離を詰めて高畑に肉薄。最終回は右を効かせて見せ場を作ったが、高畑に粘られた。金子は23勝15KO5敗3分。高畑は12勝4KO7敗1分。

末吉(左)はランカー対決を制して9連勝

◇132ポンド8回戦
末吉大(帝拳)[3-0(77-75、78-75、78-74)]江藤伸悟(白井・具志堅S)
 昨年12月にOPBF・S・フェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)に敗れて以来のリングとなる江藤が、8連勝中と勢いに乗る末吉を迎えた。互いに手数が少ない前半戦だったが、それでもジャブで上回った末吉が4回から右も決めるなどリズムをつかんだ。動いてジャブを打つ末吉に対し、パンチを出せない江藤は7、8回と前に出たが及ばなかった。末吉は12勝7KO1敗。江藤は17勝9KO5敗1分。

◇L・フライ級8回戦
大野兼資(帝拳)[TKO8回1分30秒]須田拓弥(沼田)
 WBA・L・フライ級15位、日本同級12位のサウスポー大野と日本ミニマム級8位のベテラン須田が対戦。大野は2回に右目をカットし、打撃戦に打って出た。ここは須田も応戦してパンチを決めるシーンもあったが、後半は大野が顔面への左とボディ攻めで優勢に試合を進めた。8回に大野の左が決まったところでストップ。大野は11勝6KO1敗。須田は12勝3KO12敗2分。

◇ライト級8回戦
野口将志(船橋ドラゴン)[3-0(78-73×3、79-72)]斉藤正樹(TEAM10COUNT)
 前回の試合にランク入りした日本ライト級6位の野口が序盤から右ストレート、右アッパーを決めて試合をリード。日本ライト級8位の齊藤は3回あたりでかなりのダメージを負った。齊藤はここからガッツを見せたが、野口が最後まで有効打で上回った。野口は10勝4KO5敗1分。斉藤は13勝4KO11敗5分。

◇フライ級8回戦
望月直樹(横浜光)[TKO3回30秒]太田輝(五代)
 地力に勝る日本フライ級12位の望月が開始早々にワンツーで太田をキャンバス送り。望月はここから上下にパンチを打ち分け、右を決めて2度目のダウンを奪った。その後も望月は前に出る太田をコントロールし、3回に左フックで太田がダウンしたところでストップ。望月は10勝6KO1敗。太田は6勝2KO5敗。

◇東日本新人王予選4回戦
S・バンタム級 松本竜也(角海老宝石)[3-0(38-37、39-37、39-36)]舟山大樹(帝拳)
フェザー級 白石将晃(帝拳)[引き分け1-1(39-38、38-39、38-38)]諏訪佑(TEAM10COUNT)
※優勢点により白石が次戦支出

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