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ロマチェンコ痛烈KO勝ち、井上超す最速2階級制覇

2016年6月12日 15時11分

 ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンのザ・シアターに超満員の観衆を集めて行われたWBO世界S・フェザー級タイトルマッチは、挑戦者でWBO世界フェザー級王者のワシル“ハイテク”ロマチェンコ(ウクライナ=写真)が王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)に5回1分9秒KO勝ち。プロ7戦目で2階級制覇を達成した。

マルティネスを5回で沈め、喜び爆発のロマチェンコ

 初回から優位の立ったサウスポーのロマチェンコが2回以降、上下に鋭いブローを浴びせてリード。ディフェンスもマルティネスの繰り出す右をかわして隙を見せない。左で何度か王者をのけ反らせたロマチェンコは5回、左アッパー、右フックのコンビネーションを痛打。仰向けに倒れ、後頭部を強打したマルティネスはそのままカウントアウトされた。

 この勝利で6勝4KO1敗のロマチェンコは井上尚弥(大橋=WBO世界S・フライ級王者)の持つプロ8戦目での2階級制覇レコードを破る快挙。試合前、控え室を訪れて激励したオルランド・サリドとのリベンジマッチがオプションのひとつ。また、先週サリドと激闘を繰り広げたWBC王者フランシスコ・バルガス(メキシコ)、三浦隆司(帝拳)、WBO暫定王者ミゲール・ベルチェット(メキシコ)ら、今後の好カードが目白押し。S・フェザー級が一段とにぎやかになってきた。Photo/SUMIO YAMADA

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