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松本がデビュー8連勝 連続KOはストップ

2013年6月24日 20時09分

 24日後楽園ホールで行われる女子世界戦の前座で、無敗のホープ松本亮(大橋)が52.5㎏契約8回戦に出場。日本S・フライ級11位の宮森卓也(18古河)を3-0(78-75、79-75、79-74)の判定で下し、デビューから8連勝をマークした。

 
松本(右)はデビュー8連勝も宮森の反撃に苦しむ場面も

 松本は初回から重量感あふれるブローをアグレッシブに打ち込んだ。右ストレート、左フックで宮森に襲い掛かり、2回からはボディブローも効果的に使った。しかし宮森はタフ。ボディブロー、右フックの相打ちで対抗し、ランカーの意地を見せる。松本はその後もボディブローなどで宮森にダメージを与え続けたが、逆に最終回は宮森の反撃を受けて終了。連続KO記録は止まった。

◇女子アトム級8回戦
花形冴美(花形)[3-0(77-75、78-75、79-74)]黒木優子(YuKOフィットネス)
 ともに世界挑戦経験のある選手同士の対決。ワンツー主体のサウスポー黒木に対し、花形は変則的に前に出て連打を見舞うスタイル。黒木はいい左を当てる場面もあったが、乱戦に巻き込まれ被弾が多かった。

 
古橋は攻め続けてランカー撃破

◇フェザー級8回戦
古橋大輔(川崎新田)[7回2分18秒TKO]鈴木徹(大橋)
 技巧派の鈴木に対し、古橋は終始前に出る気迫のファイトを展開。日本フェザー級8位の鈴木も接近戦に応じたが、タフなファイトは古橋が上。ボディブローで鈴木を徐々に弱らせ、ストップ勝ちを呼び込んだ。

◇60㎏契約8回戦
原純平(大橋)[2回50秒TKO]ディゾン・カグオン(フィリピン)
 初回右からの連打でダウンを奪った原だが、2回は逆にカグオンが左フックを決めてダウンを演出。試合は分からなくなったが、原は続く場面で右を決めてダウンを奪い返してフィニッシュ。東洋太平洋S・フェザー級7位のカクゴンを下した。

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