2016年6月19日日曜日

元王者の淵上誠が逆転TKO勝ち、西田光に挑戦決定

  ミドル級で世界挑戦歴もあるベテラン、淵上誠が古河のリングで派手な逆転KO勝利を飾った。19日午後茨城県古河市総合運動公園体育館で開催された試合、メインのミドル級8回戦に登場した元OPBF東洋太平洋&日本ミドル級王者で現日本3位の淵上誠(八王子中屋)は、昨年度新人王西軍代表のロックハート・ブランドン(森岡)を3回2分22秒TKOに撃退。これにより、次戦で日本ミドル級王者・西田光(川崎新田)に挑戦することがほぼ決まった。

 とはいえ、それまではピンチの連続だった。この試合まで7勝6KO4敗と、強打に定評のあるブランドンの右フックを顔面に受けて1回、2回と一度ずつダウンを喫していたのだ。3回、サウスポーの元チャンピオンは、なおも攻撃的に出てくるブランドンに応戦し、接近戦となった。ここで淵上が右フックを振りぬくと、カウンター気味に決まり、ブランドンもろくもキャンバスに崩れ落ちた。ビニー・マーチン主審はノーカウントで試合を止め、淵上のTKO勝ちを宣告した。

 淵上はこれが23度目の勝利(14KO11敗)。9月14日に挑戦の内定している王者西田はこの日のリングサイドに招待され観戦したが、試合後チャンピオンベルトを手にリングに上がり、試合をPR。淵上にとっては、かつて保持したベルトを奪還する戦いとなるが、西田にはこれまで2戦2敗とニガ手にしている。「今のままではダメなので、もっと練習して強くなります」と、淵上は気を引き締めていた。