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ロペス初防衛成功、タコニングに3-0判定勝ち

2016年7月3日 17時36分

 メキシコシティのアレナ・コリセオで2日(日本時間3日)挙行されたWBC世界L・フライ級タイトルマッチは、王者ガニガン・ロペス(メキシコ=写真)が1位挑戦者ジョナサン・タコニング(フィリピン)に12回3-0判定勝ち。日本で木村悠(帝拳=引退)から奪った王座の初防衛を果たした。

大差判定勝ちで初防衛に成功したロペス(右)

 サウスポー同士。距離を取り、右ジャブを突いてアウトボクシングを実行するロペスをタコニングが追跡する攻防で試合は進行した。ポイントはパンチを振り回すタコニングよりもコツコツとヒット&アウェーを貫くロペスに傾く。

 見せ場は7回。王者の出鼻にタコニングの左強打が命中。ロペスは瞬間的に相手に抱き着きピンチを脱出。続く8回、ロペスは右マブタをカット。レフェリーは偶然のヘッドバッドと判断し、WBCルールで挑戦者に減点1を科す。終盤も前進するフィリピーノ、迎撃するメキシカンの展開は変わらず。そのままフルラウンド乗り切ったロペスが115-112、118-109、119-108のスコアで勝利コールを受けた。

 同じリングでは木村に王座を追われた元王者ペドロ・ゲバラ(メキシコ=WBC2位)が同国のルーベン・モントーヤに6回終了負傷判定勝ち。ロペスとのリマッチがクローズアップされている。Photo/Pepe Rodriguez

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